女子大生が本とか映画の感想を言うブログ

すっかり読書離れしてしまった女子大生が本を読まんとするブログです。たまに映画も見ます。あらすじや感想を載せていきます。

「ラ・ラ・ランド」を見た女子大生の感想・ネタバレあらすじ

 

 

話題になっている「ラ・ラ・ランド」見ていきましたよ~!

あらすじと感想言っていきます!

 

ネタバレもあるので、見ようと思っている方は読まないほうがおすすめです!

 

一言で言うと

 

女優志望のミアとジャズの店を持つのを夢見る男性セブの夢を追うラブストーリー。

 

あらすじ

 

女優志望のミアは、ジャズミュージシャンのセブと恋に落ちる。

セブはお金を稼ごうと誘われていたツアーに参加する。

セブが忙しくなることで二人はすれ違い、ミアが脚本を書き演じる一人舞台に行けなくなってしまう。

舞台に対する酷評も耳にしてしまったミアは、帰郷を決心する。

ミアの帰郷後、ミアがキャスト担当の目に留まったとの連絡がセブに来る。

セブはミアを迎えに行き、それによりミアはオーディションを受ける。

オーディション後、二人は愛と夢を語り合う。

5年後、大女優となったミアには子供ができていた。結婚相手はセブではない男性だった。

ある日、夫とふとあるジャズバーに立ち寄ると、そこには夢をかなえたセブがいた。

セブもミアの存在に気が付き、二人でともに歌った思い出の曲を演奏する。

同時に、二人の出会ってからの情景が、ぶつかり合いなどが消去されて流れ、二人が結婚し、子供もできた映像につながる。

曲を弾き終わったとき、その映像も終わる。

ミアが席を立ち、店を出ようとするとき、振りかえりセブと向かいあい、二人はそこで微笑みあう。

 

感想

 

綺麗な映画でした~。

評判通りのおもしろさでした。

細かい感想を書いていきます。

 

理系っぽい映画でした

 

画面の配色とかが非常に理系っぽかったです。

はじめ一瞬フランス映画っぽいかな、とも思ったんですが、原色の感じと感性というよりかは計算!って感じがして、フランス映画っぽいとも言い切れませんでしたね……。

理系理系していてきれいな映画でした。

画面の構成・カメラワークがすごかった~!

 

画面とカメラワークすごかったです。

例えばなんですけど、ルームメイト4人のスカートが広がるシーンの配色とカメラアングルがありました。

主人公含む4人の女の子がパーティーに向かう道で歌いながら歩くんですが、そこでクルッとまわってスカートがはためくんですよね。(ちなみにドレスの色は青・赤・黄色・薄緑でした)

で、そのスカートが円形に広がり、カメラが……正面アングルから撮ってたのが……上からのアングルになるんですよ……!!(説明下手か)

その配色がすごいのなんの。すごいです。

計算づくって感じでしたね……。

 

冒頭シーンが最高

 

最高でした。

バーン!!!

ミュージカル映画が始まるぜ!

って感じでめっちゃワクワクします。

結構高温の中撮ったそうでアツアツのボンネットで踊るダンサーさんマジすごかったです。

あとトラックの荷台から出てくるパーカッションの方々が陽気でかわいい。

 

タップダンスシーンの可愛さエグい……

 

セブとミアがタップダンスするシーンがあるんですが、こそのかわいさがすごい~~~。

タップダンス用の靴を普通に履き替えるところも「そういう作品なんですよ」「普通なんですよ」って感じで超好きでした。

CMにも使われてる二人が「バッ」って手をあげるところも綺麗!

このシーンにおいても背景がすごくきれいです。

 

プラネタリウムのシーンはこれでいいのか?

 

古いプラネタリウム会場だったっぽいので、ジャキジャキさはわざとなんだとは思いますが、全体を通してこのシーンだけはあんまりきれいに見えませんでした。

私の感性がダメなのか?

オマージュしているという作品(ムーランルージュ)の該当シーンも見てみたのですが、これがこうなっちゃったとしたら悲しいな!?って思ってしまいました。

ていうか、元の奴が無限にいい。

友達に至っては「ジャキジャキ具合とCGの感じがE.T.ウルトラマンかと思ったわ」って言ってて笑いました。

 

「おばと雪とセーヌ川」が最高だった~~~~~!

 

オーディションのシーンに「何か話してください」と言われ、歌う(設定としてはおそらくしゃべってる)曲なのですが、この曲がめちゃめちゃいい……。

エマストーンの女優としての表現力がすげぇ~~~ってなりました。

全体を通して使われる「City of stars」ももちろんいいんですが、この曲の雰囲気とエマストーンの気迫に圧倒されちゃいました……。

 

ラストは好みじゃなかったです

 

賛否が分かれるラストでしたが、私としては好みじゃなかったです。

「誰も望んでないよ~~!」ってなってしまいました。

全体的にオマージュ盛りだくさんで、まとまりがあると聞かれたらそうではない作品でした。

が、最後の最後でここまで予想を裏切ってくれなくてもいいのに……。

大団円じゃダメだったのか……!?ここまで古典的にせめてきて、最後の最後でそんな……現実見せつけなくてもいいよ……!

最後二人が見つめあって笑ってくれたおかげでなんとか溜飲が下がりました。

 

全体的に面白い映画でした!

面白い映画でした!

この映画そのものももちろんですが、デミアン・チャゼル監督の今後の作品・ひいてはこの前の作品「セッション」が気になりますね~。

この監督まだ32歳なのすごいですよね。

今後が楽しみすぎる……。

 

 

今回の感想は以上!

次はweb系の本を読んでいきますよ~!