映画『浮雲』のネタバレあらすじ・女子大生の感想
どうも~こんばんは!
午前10時の映画祭にて、成瀬巳喜男監督の『浮雲』を見てきました!
ネタバレありのあらすじと感想を言っていきます~!
一言で言うと
不倫関係にあるゆき子と富岡の純愛ストーリー。
あらすじ
農林省のタイピストであったゆき子は、ベトナムで同じく農林省で働く富岡という男に出会う。
二人は不倫関係になり、日本に帰ってからゆき子は富岡を訪ねるが、富岡は「待ってくれていた妻を裏切れない」とゆき子と結婚はできない旨を告げる。
ゆき子は「パンパン」となり生計を立てるようになり、また二人は再会する。
二人は伊香保へ旅行に行くことになる。
伊香保にて、飲み屋の主人の若い嫁である「おせい」とも富岡は関係を結んでしまう。
ゆき子はおせいのただならぬ雰囲気に事態を察し、二人で東京へ帰ることとなった。
その後、妊娠が発覚したことにより、黙って引っ越した富岡を訪ねるゆき子だったが、そこで、富岡がおせいとともに暮らしていることがわかる。
結局、昔不義をされた義兄の伊庭に金を借り、中絶することなる。病院で休んでいる時に、となりのベッドで女が読んでいた新聞が目に入ると、そこにはおせいが旦那である飲み屋の主人に殺されてしまったことが書かれていた。
新興宗教の教祖になっていた伊庭にお世話になることとなったゆき子のもとに、富岡は奥さんの死と、それによる葬式代を貸してくれないかといって現れた。
ゆき子は快くお金を貸してやることとなる。
新興宗教からお金を盗み、富岡を呼び出したゆき子は、富岡が屋久島に勤めにいくことを知り、ついていきたいとごねる。
はじめは難色を示していたが、結局折れた富岡は屋久島にゆき子を連れていくこととなる。
しかし、旅の途中でゆき子は体調が悪くなり、屋久島に着いた時にはあるくこともままならないほどになっていた。
富岡が山での仕事をしている最中、ゆき子の容体が急変した知らせがとどく。
急いで戻る富岡であったが、帰ったときにはゆき子はもう死んでしまっていた。
ゆき子と二人きりになった富岡は、泣きながらゆき子の唇に紅をのせてやった。
感想
あらすじがなっがい!!!
説明が必要なことが多すぎで長くなってしまいました。
端的に言うと、
「富岡と 付き合う女 みんな死ぬ」
って話でした。(怒られるやつ)
もう途中から富岡が疫病神にしか見えませんでした。
酔った勢いで浮気を繰り返す富岡なんですが、その色気にすべての女性が魅了されてしまう才能をもっています。
すごいぜ。
とはいえやはり名作
情緒的で美しい作品でした。
さすが名作ぞろいの午前10時の映画祭で放映されている作品です。
ゆき子の一つ一つの表情や声色、色気が素晴らしかったです。
綺麗な女優さんが多かったです……。
両親と見に行ったのですが、父親は非常に感動して泣いたそうです。
ちょっと……私には人生経験が……足りなかったっぽいですね……!!
あらすじを見ればわかるけど、展開が多い作品
回想シーンなども多く、場所や時間、場面の移動が多い映画でした。
そのためなのか、2時間がめっちゃ長く感じましたね(笑)
ずっしりした映画なので、映画館で見なかったら途中であきちゃってたと思います。
美しい作品だったので見れてよかったです。
次はララランドの感想書きますよ~~~。
ではでは~~~~。