女の人生漫画「すーちゃん」を女子大生が読んだ感想
今回は「すーちゃん」読みました。
まぁ、漫画本なので読んだ、という感じではないですが。
ちなみに再読です。
今回、なぜ再読に至ったかというと、
ほかの記事でも言ってるんですが、奥田英朗の『家日和』の・・をこの『すーちゃん』の益田ミリさんがやっておられまして、久しぶりに読み返そうかな、と思った次第です。
さて、ここから先はネタバレありですよ~!
どんな本?
カフェで社員として働く三十代独身の、「すーちゃん」という女性が主人公の四コマ漫画。柔らかでシンプルな絵とは裏腹に、少し胸をえぐるようなリアルな日常を描く。
感想
再読なんですが、一回目よりもちゃんと読んだからか、胸に突き刺さる言葉の多いこと多いこと。
しかもブログで紹介しようにも、一言一言はシンプルすぎて、全体の流れがないと伝わらない……!
内容としては、「人生ってほろ苦いかよ~~~~~」ってちょっとしょんぼりしてしまうエピソードや、「わかる~~~~~」とか、「あ~~~~~」ってなるエピソードがつまってます。(雑)
すーちゃんやまいちゃんに自分を重ねる、というよりかは、周りの気遣いのない人に自分を重ねたりして、ちょっと反省したりします。
もちろんですが、すーちゃんにも共感する部分はありますよ。
片思いでなんもできないところとか。頑張ってほしい。ホントに頑張ってほしい。
すーちゃんを読んでて、「すーちゃん」派か、「まいちゃん」派か、ということになると思うんですけど(ならないです)私はまいちゃんが好きです。
まいちゃんは、すーちゃんのご近所の友達の営業として働く同じく30代女性です。不倫してます。
いくら不倫していようと、好きなものは好き。
どこが好きって聞かれてもよくわかんないんですよね。感想ブログやめちまえって感じですが。
こういうタッチの漫画、ほかにツレうつシリーズしかもってないんですが、「漫画の癖にぐいぐい内面えぐってくるな」とか「へええ~ためになるぅ」ってことがあったりして面白いです。
幻冬舎文庫さんの漫画ってほかにどんなのがあるのか気になって調べてみると
「野武士のグルメ」なる漫画が。
すげえインパクト。
ポチるか悩みましたが、今は積んでる本が死ぬほどあるので我慢です。