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女子大生が本とか映画の感想を言うブログ

すっかり読書離れしてしまった女子大生が本を読まんとするブログです。たまに映画も見ます。あらすじや感想を載せていきます。

「ラ・ラ・ランド」を見た女子大生の感想・ネタバレあらすじ

 

 

話題になっている「ラ・ラ・ランド」見ていきましたよ~!

あらすじと感想言っていきます!

 

ネタバレもあるので、見ようと思っている方は読まないほうがおすすめです!

 

一言で言うと

 

女優志望のミアとジャズの店を持つのを夢見る男性セブの夢を追うラブストーリー。

 

あらすじ

 

女優志望のミアは、ジャズミュージシャンのセブと恋に落ちる。

セブはお金を稼ごうと誘われていたツアーに参加する。

セブが忙しくなることで二人はすれ違い、ミアが脚本を書き演じる一人舞台に行けなくなってしまう。

舞台に対する酷評も耳にしてしまったミアは、帰郷を決心する。

ミアの帰郷後、ミアがキャスト担当の目に留まったとの連絡がセブに来る。

セブはミアを迎えに行き、それによりミアはオーディションを受ける。

オーディション後、二人は愛と夢を語り合う。

5年後、大女優となったミアには子供ができていた。結婚相手はセブではない男性だった。

ある日、夫とふとあるジャズバーに立ち寄ると、そこには夢をかなえたセブがいた。

セブもミアの存在に気が付き、二人でともに歌った思い出の曲を演奏する。

同時に、二人の出会ってからの情景が、ぶつかり合いなどが消去されて流れ、二人が結婚し、子供もできた映像につながる。

曲を弾き終わったとき、その映像も終わる。

ミアが席を立ち、店を出ようとするとき、振りかえりセブと向かいあい、二人はそこで微笑みあう。

 

感想

 

綺麗な映画でした~。

評判通りのおもしろさでした。

細かい感想を書いていきます。

 

理系っぽい映画でした

 

画面の配色とかが非常に理系っぽかったです。

はじめ一瞬フランス映画っぽいかな、とも思ったんですが、原色の感じと感性というよりかは計算!って感じがして、フランス映画っぽいとも言い切れませんでしたね……。

理系理系していてきれいな映画でした。

画面の構成・カメラワークがすごかった~!

 

画面とカメラワークすごかったです。

例えばなんですけど、ルームメイト4人のスカートが広がるシーンの配色とカメラアングルがありました。

主人公含む4人の女の子がパーティーに向かう道で歌いながら歩くんですが、そこでクルッとまわってスカートがはためくんですよね。(ちなみにドレスの色は青・赤・黄色・薄緑でした)

で、そのスカートが円形に広がり、カメラが……正面アングルから撮ってたのが……上からのアングルになるんですよ……!!(説明下手か)

その配色がすごいのなんの。すごいです。

計算づくって感じでしたね……。

 

冒頭シーンが最高

 

最高でした。

バーン!!!

ミュージカル映画が始まるぜ!

って感じでめっちゃワクワクします。

結構高温の中撮ったそうでアツアツのボンネットで踊るダンサーさんマジすごかったです。

あとトラックの荷台から出てくるパーカッションの方々が陽気でかわいい。

 

タップダンスシーンの可愛さエグい……

 

セブとミアがタップダンスするシーンがあるんですが、こそのかわいさがすごい~~~。

タップダンス用の靴を普通に履き替えるところも「そういう作品なんですよ」「普通なんですよ」って感じで超好きでした。

CMにも使われてる二人が「バッ」って手をあげるところも綺麗!

このシーンにおいても背景がすごくきれいです。

 

プラネタリウムのシーンはこれでいいのか?

 

古いプラネタリウム会場だったっぽいので、ジャキジャキさはわざとなんだとは思いますが、全体を通してこのシーンだけはあんまりきれいに見えませんでした。

私の感性がダメなのか?

オマージュしているという作品(ムーランルージュ)の該当シーンも見てみたのですが、これがこうなっちゃったとしたら悲しいな!?って思ってしまいました。

ていうか、元の奴が無限にいい。

友達に至っては「ジャキジャキ具合とCGの感じがE.T.ウルトラマンかと思ったわ」って言ってて笑いました。

 

「おばと雪とセーヌ川」が最高だった~~~~~!

 

オーディションのシーンに「何か話してください」と言われ、歌う(設定としてはおそらくしゃべってる)曲なのですが、この曲がめちゃめちゃいい……。

エマストーンの女優としての表現力がすげぇ~~~ってなりました。

全体を通して使われる「City of stars」ももちろんいいんですが、この曲の雰囲気とエマストーンの気迫に圧倒されちゃいました……。

 

ラストは好みじゃなかったです

 

賛否が分かれるラストでしたが、私としては好みじゃなかったです。

「誰も望んでないよ~~!」ってなってしまいました。

全体的にオマージュ盛りだくさんで、まとまりがあると聞かれたらそうではない作品でした。

が、最後の最後でここまで予想を裏切ってくれなくてもいいのに……。

大団円じゃダメだったのか……!?ここまで古典的にせめてきて、最後の最後でそんな……現実見せつけなくてもいいよ……!

最後二人が見つめあって笑ってくれたおかげでなんとか溜飲が下がりました。

 

全体的に面白い映画でした!

面白い映画でした!

この映画そのものももちろんですが、デミアン・チャゼル監督の今後の作品・ひいてはこの前の作品「セッション」が気になりますね~。

この監督まだ32歳なのすごいですよね。

今後が楽しみすぎる……。

 

 

今回の感想は以上!

次はweb系の本を読んでいきますよ~!

映画『浮雲』のネタバレあらすじ・女子大生の感想

どうも~こんばんは!

 

午前10時の映画祭にて、成瀬巳喜男監督の『浮雲』を見てきました!

 

ネタバレありのあらすじと感想を言っていきます~!

 

一言で言うと

 

不倫関係にあるゆき子と富岡の純愛ストーリー。

 

あらすじ

 

農林省タイピストであったゆき子は、ベトナムで同じく農林省で働く富岡という男に出会う。

二人は不倫関係になり、日本に帰ってからゆき子は富岡を訪ねるが、富岡は「待ってくれていた妻を裏切れない」とゆき子と結婚はできない旨を告げる。

ゆき子は「パンパン」となり生計を立てるようになり、また二人は再会する。

二人は伊香保へ旅行に行くことになる。

伊香保にて、飲み屋の主人の若い嫁である「おせい」とも富岡は関係を結んでしまう。

ゆき子はおせいのただならぬ雰囲気に事態を察し、二人で東京へ帰ることとなった。

その後、妊娠が発覚したことにより、黙って引っ越した富岡を訪ねるゆき子だったが、そこで、富岡がおせいとともに暮らしていることがわかる。

結局、昔不義をされた義兄の伊庭に金を借り、中絶することなる。病院で休んでいる時に、となりのベッドで女が読んでいた新聞が目に入ると、そこにはおせいが旦那である飲み屋の主人に殺されてしまったことが書かれていた。

新興宗教の教祖になっていた伊庭にお世話になることとなったゆき子のもとに、富岡は奥さんの死と、それによる葬式代を貸してくれないかといって現れた。

ゆき子は快くお金を貸してやることとなる。

新興宗教からお金を盗み、富岡を呼び出したゆき子は、富岡が屋久島に勤めにいくことを知り、ついていきたいとごねる。

はじめは難色を示していたが、結局折れた富岡は屋久島にゆき子を連れていくこととなる。

しかし、旅の途中でゆき子は体調が悪くなり、屋久島に着いた時にはあるくこともままならないほどになっていた。

富岡が山での仕事をしている最中、ゆき子の容体が急変した知らせがとどく。

急いで戻る富岡であったが、帰ったときにはゆき子はもう死んでしまっていた。

ゆき子と二人きりになった富岡は、泣きながらゆき子の唇に紅をのせてやった。

 

 

感想

 

あらすじがなっがい!!!

説明が必要なことが多すぎで長くなってしまいました。

 

端的に言うと、

 

「富岡と 付き合う女 みんな死ぬ」

 

って話でした。(怒られるやつ)

 

もう途中から富岡が疫病神にしか見えませんでした。

酔った勢いで浮気を繰り返す富岡なんですが、その色気にすべての女性が魅了されてしまう才能をもっています。

すごいぜ。

 

 

とはいえやはり名作

 

 情緒的で美しい作品でした。

さすが名作ぞろいの午前10時の映画祭で放映されている作品です。

 

ゆき子の一つ一つの表情や声色、色気が素晴らしかったです。

綺麗な女優さんが多かったです……。

 

両親と見に行ったのですが、父親は非常に感動して泣いたそうです。

ちょっと……私には人生経験が……足りなかったっぽいですね……!!

 

 

あらすじを見ればわかるけど、展開が多い作品

 

 回想シーンなども多く、場所や時間、場面の移動が多い映画でした。

そのためなのか、2時間がめっちゃ長く感じましたね(笑)

 

ずっしりした映画なので、映画館で見なかったら途中であきちゃってたと思います。

美しい作品だったので見れてよかったです。

 

 

次はララランドの感想書きますよ~~~。

ではでは~~~~。

中学校の頃に読んだ本を思い出して見た

 

私は中学の頃が一番本を読んでいました!

どんな本を読んでたか思い出してみたら、意外と覚えているもんですね〜。

昔好きだった本を紹介していきます〜!

 

伊坂幸太郎『重力ピエロ』

 

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

 

 

映画化もされた有名作品ですね。

伊坂作品だと、これと『アヒルと鴨のコインロッカー』『グラスホッパー』を読みました。

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

高校に入ってからはまたボチボチいろんなのを読んでた好きな作家でした。

今はめっきり読まなくなりましたが、キャラとセリフでテンポ良く読ませて来る作家なので、本嫌いな人にでもお勧めできます。

 

恩田陸夜のピクニック

 

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

 

 

これぞ!って感じですが、これもしっかり読みました。

内容がディープな割に読後感が爽やかな作品。

上と一緒で家族について悩んだりする話ですが、当時の私は家族について悩んでいたんだろうか?

好きすぎて大学に入ってから本を買い直しましたが一回も読んでません(ダメじゃん)

恩田陸の作品は他にもいろいろ読みました。

『三月は深き紅の淵を』とか『ネバーランド』『ドミノ』。

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)

ネバーランド (集英社文庫)

ドミノ (角川文庫)

当時の私には難しくてよくわからなかった覚えがあります。今読み直したらなにか変化があるんだろうか…。

 

芥川龍之介羅生門・鼻』

 

羅生門・鼻 (新潮文庫)

羅生門・鼻 (新潮文庫)

 

 当時「昔の人の作品にこんなに面白いのがあるなんて」と感動したものでした……。思えばこいつのおかげで文学嫌いにならずに済んだのかも。

ここからずっと芥川龍之介が好きですが、なぜか大学では太宰やってました。

なぜか。

当時中二病を拗らせて『奉教人の死』でやばい感じの読書感想文を書いた覚えがあります。

奉教人の死 (新潮文庫)

どこにも残ってませんように。

 

地獄変もすごく好きでした。

地獄変 (集英社文庫)

BLEACHの作者さんが絵を描いてるものもあるんですね〜。

そういえば当時こういうの流行ってましたね。今もあるのかな?

 

乃南アサ『凍える牙』 

凍える牙 (新潮文庫)

凍える牙 (新潮文庫)

 

今となっては乃南アサは短編集派ですが、当時はこの作品も面白く読んでた覚えがあります。

寒い中帰ってきてアッツイシャワー浴びるシーンが「めっちゃあつそうー!!」って思ったという確実に必要のない記憶が残っています。

よくわかんないけどそれに憧れて熱い風呂に入るようになったな……。我ながら憧れどころが謎すぎる……。

 

綿矢りさ蹴りたい背中

 

蹴りたい背中 (河出文庫)

蹴りたい背中 (河出文庫)

 

言わずと知れた最年少での芥川賞受賞作品。

 センセーショナルな内容にビビった覚えがあります。

他にも『夢を与える』とか『インストール』とかを当時読みました。

夢を与える

インストール

それに対して金原ひとみの『蛇にピアス』は高校生になるまで読まなかったんだよなぁ……なつかしや。

 

 

おわりに

私が有名どころばっか読んでたのもありますが、有名どころは記憶に残りますね。

あと、人との話題にもなりますし、読んでて損はないなと思ってます。

最近はやっぱり『火花』『コンビニ人間』は読まなきゃ、と考え中。

いつになるやらですが、絶対に読んでやるぜ〜〜!

『沈黙のwebマーケティング』のあらすじとネタバレ感想

 

どうも〜!
インフルエンザでぶっ倒れてた女子大生です!
本当に関節痛くなるもんだね!!!!
12月にノロウィルスになって以来でした!!!!!!!(病弱)


さて、今回は『沈黙のwebマーケティング webマーケッターボーンの逆襲』を読みました。

 

 

 


次作の『沈黙のwebライティング webマーケッターボーンの激闘』は既読です!

 

沈黙のWebライティング ?Webマーケッター ボーンの激闘?〈SEOのためのライティング教本〉


その辺の比較をやって行こうかなと思います!
ネタバレあり!!ですのでご注意を。

 

 

あらすじ

オーダーメイド家具店の「マツオカ」。

マツオカのHPの検索順位は低くなかったのだが、「ガイルマーケティング」という会社にコンサルティングを任せてからは、なぜか順位が下がってしまっていた。
その心労から店主が入院し、今では一人娘のめぐみが切り盛りしている。
サイトの管理に困り果てためぐみは、ボーン片桐という男と連絡をとる。
ボーン片桐がマツオカに来て言った言葉は、「お前のサイトはもう死んでいる」だった。
ボーンの手を借りてHPは無事に順位を戻すことはできるのか。ガイルマーケティングとボーン片桐の因縁とは…!?

 

感想

普通に面白かったです。

インフルにかかりながらジワジワと読み進めていったので、テキストページがあんまり頭に入っていない感じがしますが。
読み直さなきゃですね。

 

SEOのことを網羅的に知れる

次作の『沈黙のwebライティング』は既読なのですが、比べてみると『沈黙のwebマーケティング』のほうがwebの知識は網羅的に着くのかな、という印象でした。

一作目だから当然っちゃあ当然ですが。

 

どのようなサイトだとGoogleからペナルティを受けてしまうのか等の情報が載っています。

それだけにとどまらず、どのようなサイト作りをしたらお客さんに安心感を持ってもらえるのか、なども語られます。

 

 デザイン性よりも安心感で作れよ、というメッセージが全体を通して語られていました。


二作目と比べて

やはり、といいますか、次作の方が全体的にクオリティが高いです
物語の展開もそうですが、テキストページが数段わかりやすくなっている印象でした。

 

個人的に気になった点としては、ヴェロニカの説明が一作目と二作目で変わってるんです。
一作目の『沈黙のwebマーケティング』では、ボーンの「恋人」。
二作目の『沈黙のwebライティング』では、ボーンの「パートナー」となっています。

 

二作目だけ読むと、めぐみとの関係性がわからないので、ヴェロニカのとの関係性もハッキリしないんですよね。


一作目を読むように誘導された感じがします。
鬱陶しくなく広告的な表現ができるのは本当に感心です。(まじですごいと思う)(プロだから当然だけども)

 

 

ボーンのキャラクター像


ムキムキ超人のボーン片桐のムキムキっぷりに笑ってしまうシーンが多いんですが、このボーン片桐、一作目と二作目で印象が違いました

 

一作目は『ゴルゴ13』のデューク東郷と『北斗の拳』のケンシロウが融合したキャラクター、という印象でした。

 

f:id:book_jd:20170217142440j:image

さいとう・プロダクション公式サイトより引用

http://www.saito-pro.co.jp/works_golgo13.html 

ゴルゴに関しては名前も似てるし。

f:id:book_jd:20170217142658j:image

 北斗の拳公式サイトより引用

http://www.hokuto-no-ken.jp/series/hokutonoken.html

むっちゃ強そうな画像ですね。似てます。

 

二作目だと、ボーンの過去について語られるシーンが一作目よりも用意されているので「ボーン片桐」としてキャラが立ってきてる感じがします。
最後の方にまたわけわからん設定が増えますしね。


ストーリーについて

ストーリーもおもしろかったです!

特に私は二作目から読んでしまったので、二作目の謎が解けて行って楽しかったです。


めぐみとの関係性

二作目を先に読んでしまって、めぐみって誰ぞや?って感じだったのですが、かわいい女の子でした。
The ヒロイン、って感じ。

 

で、ボーン片桐との関係性ですが、まさかの異母兄妹でしたね……!


次作を先に読んでしまったので、ヴェロニカとはもともと仕事上のパートナーで、めぐみと両想い的なアレだと思ってました。

偶然会った2人が異母兄妹、っていう展開はありがちすぎて最近見なかったので、逆に新鮮でした……!

 

テンプレ展開

一作目のめぐみも、二作目のさつきも、ボーン片桐まで言えることですが、このシリーズ、やたら両親が病気になったり死んだりしてて可哀想(ナニソレ)

 

いや、あえてなのはわかってるんですけどね。

あえてそういう、異母兄弟とか両親の死とか入れてテンプレ展開にしてるんですよね!

 

そのテンプレ展開によって読みやすさとわかりやすさを作り出してるのはわかるんですけどね〜〜!!!!!


感想まとめ

面白さ、わかりやすさともに二作目の『沈黙のwebライティング』がすごすぎて、一作目『沈黙のwebマーケティング』は見劣りしてました。

 

わかりやすさに関しては、高熱に浮かされながら読んだのでもう少しまともな状態で読めば「わかりやす〜〜い!!」ってなる気もします。

 

SEO知識を網羅的に知れるっていうのは非常に魅力的なので、パソコンでサイトを管理したりしてる人には、ぜひ読んでほしい作品でした。

 

 

【感想】『聖なる夜に君は』を季節外れで女子大生が読んだ

こんにちは〜!

今回は短編集『聖なる夜に君は』を読みました。

題名からしてわかりますがクリスマスに関する短編が入ってる本です。

響き的に幸せハッピーなリア充話がわんさか入ってそう。

ですが、実際はしんどい話も入っていたりします。

今回はその中でも私の大好きな奥田英朗の「セブンティーン」の感想を書いていきます〜!

 

あらすじ

 高校生の娘を持つ由美子という女性が主人公。
ある日娘の明菜が、クリスマスイヴに友達の家に泊まると言い始めた。友達の家なんて嘘だ。最近彼氏ができたことも知っている。由美子は、母親としてどのような態度を取ればいいのか悩む。そんな時に、友達の愛ちゃんの母親から「クリスマスにお世話になるようで」と電話がかかって来る。

 

冒頭

 子供は昔のことなんて少しも覚えていてくれない。三歳の誕生日にキティちゃんのリュックを買ってあげたことも、五歳の誕生日に手作りケーキを焼いてあげたことも、七五三で十万円もする着物を着せてあげたことも、高二になる明菜はきれいに忘れてしまっている。

 

感想

また奥田英朗かい!って感じですが、好きだからしょうがないですよね。
というか、奥田英朗目当てでこの本を買ったことすらバレていそう。

テーマからして面白かったです。
17歳の娘がクリスマスに彼氏と止まることを画策するのに気づく母親の話。

また、奥田英朗らしい言葉回しの心理描写が魅力的な作品でした。

私は結婚もしてない女子大生なのでアレですが、娘ができたらこんな気持ちになるのかなぁ、なるんだろうなぁという気持ちになりました。


結局母はどうするのか

あらすじで言いましたが、友達のお母さんから電話が来た時、母の由美子さんがどう出るのか気になりません?

最終的に母由美子は、娘の明菜の外泊を黙って許します。
見て見ぬ振りをするんですね。

まぁそこに至るまで、夫にクリスマスに出かけようとけしかけたり、友達の家に電話をかけようと悩んだり、他にも、部屋を漁って勝手に彼氏の見たりとか、手紙を見たりとか…。
まぁいろいろ奔走するんですが。

友達のお母さんから電話がかかって来た時、

「高校生が外泊するなんて、本当はいいことじゃないんでしょうが……」
明菜と愛ちゃんは、2人別々に外泊するつもりでいる。それぞれの彼氏と一緒に。どうしよう。なんて答えよう。

このシーンなんですよ!!山場!!!
めちゃめちゃネタバレでアレですが!!!(うるさい)

「いいえ、いいんですよ。うちなら」由美子はとっさに答えていた。それも明るく。「どうせ夫は帰りが遅くて、息子は塾ですから」

結局こうやって、娘の外泊をだまって許してあげちゃうんです。
母〜〜〜〜!!!!!!
母心難しい〜〜〜〜!!!!

私だったら嘘まではついてあげないなぁと思います。
ていうか、このシーン、いつ読んでもすごい度胸だな……。
相手のお子さんがボロ出したら「とんでもねぇ母親だ」って噂たちそう。
高校生だとそんなにママ友とかないからいいのか?

そんなこんなで明菜と友達の愛子ちゃんは救われたわけです。


ラストシーンの良さがすごい

なんて雑な見出し!!!

引用していきます。

「気をつけてね」
由美子は薄く微笑んで言った。いろんな気持ちを込めたつもりだった。
自分を大事にね、理解ある親で感謝しなさいよ、いい女になるんだよ、悔いのない青春を送ってねーー。


ひぇえ…おかん……。
いうまでもないと思うのですが、この、「理解のある親で感謝しなさいよ」って、子供の嘘を許してあげて、見ていてあげるってそうそうできたことじゃないですよね。

親ってそういうもんなのかなぁとか思います。
人間らしくも尊敬できる親像が作品内でできててすごいです。


面白かったです。

短編ということもあって、全体を通してテンポがよく面白かったです。
テーマもすごくキャッチー。
さすがとしか言えない作品でした(笑)

今回読んだこの『聖なる夜に君は』に入ってる作品は結構面白そうなので、また読んだら感想を書いていきます!
ではでは〜!

 

 

 

 

【感想】結構眠れる方の女子大生が「今日はぐっすり眠りたい。」読みました

こんばんは〜!

現役女子大生です!!今日はこんな本を読みました。

 

今日はぐっすり眠りたい。 (幻冬舎文庫)
 

 細川貂々『今日はぐっすり眠りたい。』です!

どっかで見たことある絵柄だな〜と思う人がいらっしゃるかもしれません。

 

この細川貂々さん、映画化もされた有名作品、ツレがうつになりまして。、略してツレうつの作者さんです。

 

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

 

 私このシリーズが好きでして、その流れで買った本が『今日はぐっすり眠りたい。』でした。

 

今回はこの『今日はぐっすり眠りたい。』の感想を言っていきます!

 

 

どんな本?

眠れない人による眠れない人のための本。

出版年より5年前に一度発売されたものを再編したものである。

  • 眠れないときの過ごし方
  • 毎日の生活を見直してじょうずに眠る
  • +αのひと工夫でじょうずに眠る
  • てんちゃんのまわりのあんな人・こんな人
  • あとがきに代えて

という構成になっている。

 

 

感想

もともと『ツレがうつになりまして。』が好きで読み始めたのですが、ツッコミどころが多かったです。

眠りのエッセイとして、内容は結構役に立つものもありました。

私が実行して個人的に成果が出たものもご紹介しときます。

 

寝れるようになるか

最終的にはやるかやらないかですが、ちゃんと書いてあることを実行したら睡眠の質が改善されると思います。(主観)

『今日はぐっすり眠りたい。』には、結構いろんな知識が載ってて役立ちそうな印象でした。

 

ツボとかアロマとかって、

 

「わざわざ調べるほど効果を信用できね〜!」

 

って人が結構おおいイメージですが、本に載ってると結構面白く読めるんですね。

 

 

 

構成が謎

構成が謎なのが気になってしまいました…!

 

寝れないひとのための本なのに一番始めに「眠れないときの過ごし方」などが来ていると、

 

「そんなのはいいからはよ寝方を教えてくれや〜」

 

ってなってしまいそう。

 

これは「紹介したものをやっても眠れないときはの過ごし方」とか言って最後に載せた方がいいのでは?という。

 

あとがきにかえて、でも書いてあるんですが、「つれうつ」 より5年前に書かれたのがこの『今日はぐっすり眠りたい』だそう。

なので、細川貂々さんも

 

5年前の自分って、なんだかもう一杯一杯っていうか。読み手のことを考えた筋運びになっていなかったり、どうでもいいことをぐちぐちと描いていたり。

 

とおっしゃってます。

ツレさんが鬱真っ只中の時期なんでそりゃそうだですよね。

(あと個人的に夫をツレと呼ぶ系のひとは苦手です)

 

個人的に効果があったやつ

4コマ漫画で紹介されてるやつなんですが、

 

「枕をね

起きる時間の

数だけ

たたくのっ」

 

ってやつでした。

枕を起きる時間の数字に合わせてぽんぽんと叩くと自然に目がさめる、とのこと。

 

私は勝手に「寝る時間数分」にかえてやってましたが、効果がありましたよ!

 

朝弱い人、起きれない人にオススメです!

 

 

 

いつか「ツレうつ」の感想も書いていきます〜!

ではまた〜〜〜!

【感想】超大作『沈黙のwebライティング』を文章好きな女子大生が読んだ

 

どうも~!

女子大国文科在籍の女子大生です。

 

さて、今回は『沈黙のwebライティング─webマーケッターボーンの激闘―』を読みました!

 

ぱっと見、分厚くてちょっとお高い本、だとビビってしまうかもしれません。

しかし、高校時代参考書が好きじゃなかった私でもちゃ~んと最後まで読み切ることができましたよ!

 

今回の記事では『沈黙のwebライティング―webマーケッターボーンの激闘―』のあらすじと感想を書いていきます!

 ちょっとしたネタバレもあるのでご注意を!

 

どんな本なの?

「webライティング」について、計631ページに及んで書かれた本。

基本的にキャラクターのフキダシ会話調で進んでいく。

こちらは二作目で、『沈黙のwebマーケティング―webマーケッターボーンの逆襲―』が一作目となる。

もともとHPに掲載されているもので、そちらに書きおろしを加えたものになる。

www.cpi.ad.jp

 

 

あらすじ

須原にある老舗の旅館「みやび屋」。

みやび屋は先代がなくなり、サツキという女性が若女将として経営していた。

しかし、サツキの運営するみやび屋HPからの予約は非常に少なく、経営が危ぶまれる。

そんな中、かつてミュージシャンを目指してきた弟のムツミが東京から帰ってきて、HPを改変することになる。

しかし、客として泊まっていた謎の男、“ボーン・片桐”が突然「この旅館のサイトは危うい」と訪れてくる。

 

 

感想

毎回言ってる気もしますが、

超面白い!

 

基本的にライトノベルや、読みやすい本を馬鹿にしていたような部分があったのですが、テンポのいい会話調の作品がこんなに面白いとは思いませんでした

 

webライティングの参考書としても、初心者の私は大満足です。

ライティングにこだわらないぜ!webマーケティングについて知りたいぜ!って人は一作目『沈黙のwebマーケティング―webマーケッターボーンの逆襲』のほうから読んだほうがいいのかも?

 

 

私はライティングに興味があったので今作から読みましたが、今作からでも非常に面白かったです。

ただ、「作品は一作目から読んでナンボ」と思っているので、一作目から読めばよかったかな、とすこし後悔。

 

いつか絶対に一作目も読みます!

 

ブログからSNS、普段文字を書かない人まで役に立つ本

この作品は「webライティング」に興味のある人にとどまらず、文章そのもので人に何かを伝えたい、と思う人ならだれでも楽しめます。

自分の文章にはこういうのが足りないんだなぁ、とか気づくことができます。

 

ここからは個人的な意見ですが、人と会話をする、プレゼンをするタイミングにも参考になる知識がつまってます。

 

人にものを読ませるのも、なにかを話すのも、相手に興味持ってもらわなきゃできないし、その辺のスキルがつくのかなと思いました。(小並)

 

 

個人的に感動した「論理」の話

最近友人に「お前は論理的じゃない」と言われて

 

はぁぁぁ!??普通じゃ!!!!!!!!

 

とその場ではムキになった私ですが、

 

「言われたからには直したい……論理的な文が書けるようになりたい……」

 

とひそかに闘志を燃やしていました

 

『沈黙のwebマーケティング―webマーケッターボーンの激闘―』によると、

 

論理的な文章とは相手の心との間に“理解の架け橋”が築かれている文章を指す。

 

とのこと。

じゃあ論理的な文章ってなに?ってなりますよね。

 

論理的な文章は、基本的には「主張(結論)」「理由」「根拠」の3つの要素で構成されています。

 

ふむ……。

「主張」「理由」「根拠」ねぇ……それってどうやったら書けるの?

ってなりますよね。

 

論理的な文章を書きたいときにオススメしたいのが「セルフディスカッション」と「セルフディベート」を行うことです。

これらは自分が読者(客観)の視点に立ち、自分の主張に対して「なぜ?」という意見をぶつけて自問自答による議論を行ったり、反論意見をぶつけたりすることを指します。

 

へ~~~~~!!!

そういうのをやればいいのね!

 

と、こんな風に、論理的な文章を書くコツが書かれていました!

これを実行するぞ~~~~!!!

 

こういうスキルって、文章だけに限らずモノを伝える時にもつかえますよね。

こんな感じでいろんな手法やコツが紹介されていますよ~!

 

王道ヒーローモノのストーリーが面白い!

結論から言うと面白いストーリーでした!

 

単純勧善懲悪王道ストーリーで退屈しそうなものですが、それもさまざまな人が感情移入しやすいように、あえてテンプレ化してるんだろうな、と感じます。

深みがあるかっていうとそうじゃないです。しかし、軽いからこそ、指南書の役割をじゃなしない、ちょうどいいボリューム感になっています。

 

戦うものが大きいことや、ヒーローのキャラクターが魅力的なところ、また、前作から引き続きらしい敵がポケモンの「ロケット団」的な小悪党でちょっと面白いです。

 

ロケット団

ポケットモンスターXY&Z|登場キャラクターより引用

前作だとそうでもなかったのかな?

 

なによりもテンポの良さがイイ!!

会話調や本の中のデザイン、文量のバランスがめっちゃいい。

最高に読みやすいです。

 

作品内にも書いてありましたが、つっこみどころもありSNSでバズりそうな内容になっています。

 

面白かったのでぜひ前作も読んでみようと思います!

ではでは~!